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◆福岡市東区工務店ひとりごと 新築住宅 ローンは、変動金利?固定金利?
平成28年1月4日
【住宅ローンは、変動金利?固定金利?どちらが良いか】
一級建築士 清武修一
注文住宅エリア 朝倉市新築住宅 ・うきは市新築住宅 ・宇美町新築住宅 ・大野城市新築住宅 ・宗像市新築住宅・福津市新築住宅 ・小郡市新築住宅 ・ 春日市新築住宅 ・糟屋郡新築住宅 ・粕屋町新築住宅 ・糸島市新築住宅 ・古賀市新築住宅 ・篠栗町新築住宅 ・新宮町新築住宅 ・須恵町新築住宅 ・ 太宰府市新築住宅 ・大刀洗町新築住宅 ・筑紫野市新築住宅 ・筑前町新築住宅 ・那珂川町新築住宅 ・久山町新築住宅 ・福岡市東区新築住宅 ・福岡市西区新築住宅 ・福岡市城南区新築住宅 ・福岡市博多区新築住宅・健康住宅・木の家・自然素材の家
注文住宅を設計及び建築させていただき、資金計画をおこないますが、
その話の中で、「住宅ローンは、変動金利?固定金利?どちらが良いですか?」
というお施主様の質問が多く、
「私も分かりません。」 というお答えが正直な所でしたが、
それでは「ダメ」だと感じておりまして、
財政政策(国会で決める事)、
金融政策(日本銀行が決める事)、
及び近年の社会情勢等、
正月休みの間、私なりに調べ、
個人的に将来の可能性として考えられる事を書いてみます。
●2007年の米国のサブプライムローン(所得が不安定な方等を対象にする米国の住宅ローン)破綻により、資産価格の暴落が起こり、
●2008年に、米国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズも破綻。世界的金融危機が発生する。
(リーマンショック)
そのような状況になれば、分かりやすく考えれば、「ドル」の信用が下がったので、「円」を買う人が増え、「円」が不足するので、1ドルと120円を交換できたが、1ドルで90円前後しか交換できなくなる。(円高になる。)
※解釈、言葉の表現、おかしい点があると思いますが、経済に弱い私の頭で分かりやすく考えています。(以後お許しください。)
1ドルの商品を輸出すれば、120円になっていたのが、2008年は90円にしかならなくなった為に、日本製品を輸出する企業の利益が下がり、資源のない国で、輸出で利益を上げなければならない日本としては、社会全体的に、個人の所得も下がり、不景気が続く。所得が下がれば、高い商品は売れないので物の値段が下がる「デフレ」が続く。
●2011年、1ドル76円程度の円高。(デフレが続く。)
●2012年、1ドル80円程度の円高。(デフレが続く。)
●2013年に、異次元緩和(日本銀行が景気底上げのために、通貨供給量を増やし、円安へ。)
※簡単にいえば「円」が不足して、1ドルだしても2012年は80円としか交換できなかったのが、日本銀行が紙幣をたくさん印刷し、「円」が増えたので、1ドルだして、105円と交換できるようになる。
※1ドルの商品を輸出して、2012年は80円にしかならなかったが、2013年は、105円になったので、日本製品を輸出する企業の利益が上がり、少しづつ景気が良くなる方向へ?
●2015年、1ドル120円程度の円安。円安が実現し、デフレ脱却、インフレへ・・・?。
2015年は、税収とその他収入を合わせて約60兆円に対し、一般会計(国の予算)は96兆円。この差額分(約36兆円)は、借金で埋め合わせます。
財政政策(国会で決める事)で、借金は国が国債を発行して、主に民間の金融機関が買いますが、
日本の中央銀行である日本銀行(それぞれの国において紙幣を発行する銀行を中央銀行という。)が、
民間の金融機関から国債を買い戻す、財政ファイナンス
( 国債を直接、中央銀行(日本では日本銀行の事)が買う事は、その国の政府の財政節度を失わせ、中央銀行による通貨の増発に歯止めが掛らなくなって、悪性のインフレ(ハイパーインフレ)を引き起こす可能性があり、その国の通貨の信頼が損なわれるため、先進各国では、財政ファイナンスを制度的に禁止。)
的な仕組みが行われている日本の状況で、
増々、国の借金が増え続ける状況になっています。
一年間の税収等で約60兆円なので毎年10兆円返済しても100年返済にかかる1000兆円超の借金があるのに、さらに毎年数十兆円の借金(国債発行)を重ねている現状、打開する方法はあるのだろうか?
それは、ゆるやかなインフレ、増税、税収増、支出を防ぐ方法しかないと考えられます。
極端な例ですが、1000円で買えていたTシャツが、2000円になるインフレになった場合、
実質的に、貯金の価値も半分になってしまい、
頑張って貯蓄しても半分の価値しかなくなるという状況になります。
そして、国の借金も、実質的に半分になるという状況になり、
もちろん半分というのは極端なお話ですが、
インフレの方向へ向かう事が、国の借金を減らす方法に組み込まれる事が現実的だと思います。
近々は、住宅ローンの変動金利は1%前後なので、お得かと思いますが、
インフレになれば、変動金利だと、金利が上昇しますので、
数十年単位で、インフレの方向へ進んだ場合、
固定金利の方がお得になると思います。
【住宅ローンはどちらで? 】
https://www.home-plans.jp/column/2016/01/entry_1055/
建築プラン・不動産のご相談
http://kiyo.jpn.com/
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(HOME PLAN KIYOTAKE 一級建築士事務所) 2016年1月 4日 02:46
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